@国立代々木競技場第一体育館 2016.5.8
平井堅ちゃんの20周年記念ライブファイナルに、(毎度おなじみ)11歳年上の後輩と参戦!過去記事を検索したら、『JAPANESE SINGER』のアルバムツアー以来でした。お互いに、最近の曲が全く分からない状態で行きましたw
20周年のスペシャルライブなのに、いつがデビュー日なのかも知らず…。「本当に平井堅のファンなのか?」と自分でも不思議ではありますが、堅ちゃんの美声を聴くために行ける時は行きます(笑)。
記念ライブなので予想はしていましたが、過去の曲がたくさんで楽しめました♪私が堅ちゃんの曲をよく聴いていたのは20代の中盤から後半辺りです。シカオちゃんと同じく、ラジオから入った人です。20代後半の病んでいる時が一番響いていたような気がします。
スタートは一番好きな『Love Love Love』から。『LOVE OR LUST』までアッパーな曲が続きました。ダンサーは若干サザンのコンサートを彷彿(ほうふつ)とさせます(堅ちゃんがサザン好きというのも関係しているのか?)。後輩とディスる気満々でいたのに、衣装はスーツで決まっていました(2回の衣装替えで崩壊していましたがw)。

堅ちゃんのライブはアッパーな曲はもちろん、聴かせる歌が本当に“ヤバイ”です。上手過ぎて…。特に、母や相棒母の入院が続いてからは親をテーマにした曲に弱くて、しっとりと歌い上げた『桔梗が丘』には涙が止まりませんでした。
私には子どもがいませんが、姪や甥と関わるようになってからは親が子を思う気持ちが分かるようになりました。それでも、もうすぐ初老(40歳)に突入する私や妹を見守ってくれている存在がいるというのは幸せなことだなと素直に思えます。家族とうまくいっていない人も多いから、余計に感謝の気持ちがわきました。6年近く続いた反抗期はひどかったし、いつも上手くいっていた関係ではなかったけれど、二人の子で良かったと思えます(絶対に言わないけどw)。
低迷期に心の支えにもなっていた『LIFE is…』も、久々に聴きました。後輩が「これ、好きだったよね?」と覚えていてくれたのですが、それすら覚えていないくらい自分のなかでは消化し切っていた歌です。「随分と元気になったもんだ」としみじみ…。
いつから始まったのか、リクエストコーナーもできていました。後輩はどうしても『Gaining Through Losing』が聴きたかったみたいで堅ちゃんコールをしていましたが、残念ながらかないませんでした。これが発売された当時(24歳)はあまりしっくりこなった曲ですが、出合った当時の後輩の年齢をはるかに超えている今は心に響きます。セットリストには入っていませんでしたが、私も聴きたかったです。ただ、『キャッチボール』が聴けたので満足でした。
ミニKen’s Barの後は新曲も含めてエンディングまでダンサブルな曲が続きました。『Strawberry Sex』で恥ずかしげに踊る“ランニングマン”や、44歳のオッサンが気球に乗って会場内を1周してしまう『KISS OF LIFE』など、キラキラな時間が続きました。
30代前半と比較すると、フェスも含めてライブ参戦率はグンと下がっています。ここ数年はスガ氏ばかりで、コンサート形式のライブとはほぼ無縁でした。冬でも汗をかくほどのゴリゴリスタンディングが主だったのですが、“THE J-POP コンサート”と言ってもいいライブも楽しいです。やっぱり、キラキラな時間もオバサンには必要(笑)。「バランスって大切~!」なんて思いながら、帰宅しました。
初めて言うかも?!堅ちゃんありがとう~~~。好きなことで食べていくのは楽しいことばかりではないし、ましてやSSW(シンガーソングライター)は自分と闘う時間に苦しみを感じることもあると思うけれど、これからもいい曲を書き続けてください。
- Love Love Love
- ソレデモシタイ
- Girls 3×
- LOVE OR LUST
- 君の好きなとこ
- 瞳をとじて
- 桔梗が丘
- LIFE is…
- Missin’you~It will break my heart~(リクエスト選曲1)
- キャッチボール(リクエスト選曲2)
- Plus One(新曲)
- 告白
- 楽園
- TIME(新曲)
- 世界で一番君が好き?
- Strawberry Sex
- KISS OF LIFE
- POP STAR
【アンコール】
- 魔法って言っていいかな?(新曲)
- キミはともだち
(「オリコンスタイル」より引用)
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